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映画「精神」を観て *岡山支部だより*

 

こんにちは。ヒューマンヘルスサポート岡山支部です。

今日の岡山は晴れてはいますが、少し雲が多い秋の空です。

 

先日、シネマ・クレールで映画「精神」を観てきました。

この映画は、岡山にある外来の精神科診療所「こらーる岡山」が舞台の観察映画です。

普通のドキュメンタリーとは違い、ナレーションや音楽がない。

この診療所に集う患者さんたちが、素顔のままで登場しています。

 

そして、映画は、患者さんたちが、本当に厳しい現実の中で生きていることがそのまま伝わってくる内容です。

でも、病気を発症する要素は、誰にでもあるようなことだし、健常者と患者を分けるものはそれ程大きいものではないとも感じました。ある意味ここに来られる方々のほうがずっと人間的で尊敬できるなと思える部分もたくさんありました。

 

ただ、患者さんたちはみなさん、人間関係の中で悩み、苦しみ、傷ついているので、本当に回復されるには、人による癒しが必要だろうとも感じました。

 

「こらーる岡山」の代表の山本昌和医師は、精神科病棟の鍵を取り払う運動に取り組まれたり、患者が地域で暮らしていくにはどうしたら良いのかを考え、牛乳配達をする作業所や食事サービスをする作業所を併設して、患者が働いて収入を得られる手助けなどもしている方です。

 

この診療所は岡山の街中にあるのに、敷地の中には大きな木があり、待合室は古い建物の畳敷きで、患者が自由に寝転がれるスペースもある、本当に家庭的な雰囲気いっぱいの診療所です。あとで調べてわかったのですが、ここは私が時々行く珈琲屋さんのすぐそばにありました。今度はここの作業所でランチをいただいてみたいと思います。

 

最後に、この映画、「こころ」に関わっているかたはもちろん、そうでない方にもぜひ一度観ていただきたい印象に残る作品です。

 


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