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いまを生きる力                  *長崎北支部だより*

今日、作家 五木寛之氏の講演に行ってきましたので、講演内容「いまを生きる力」について、お知らせします。

●高齢化社会について

お年寄りが昔の話を何回も何回も話して聞かせるが、それは、とても大事なこと。回想療法といって、昔の事を思い出しながら、意識をはっきりさせていく力が出てくるのである。

沖縄で、修学旅行生に、戦争についての語り部をやっておられた方が辞められたことを新聞で知った。理由は、生徒が話を聞かないからだそうだ。こういうことは、辞めてはいけないのだ。やはり、次世代にきちんと、語りつがないとならない。

 

●自殺者数の増加現象について

 自殺者数が年々増加しているのは、気にはなっていたが、新聞記事の1面に出ている。

 「自殺」というと、あまりいいイメージではなく、新聞の隅っこの方に載っていたものだが、最近では、1面トップにでるようになってきた。それだけ、社会問題として、どうにかしようとする動きが出てきたからだ。

●現代は「鬱」の時代

 近頃は、心療内科に通う人が多くなってきた。それだけ、現代は、鬱々とした時代なのだろう。

 あまりにも、皆、「プラス思考」に囚われすぎている。「マイナス思考」は、決して悪いものではない。自分の体の状態をもっと知るとよい。どういう時に、気分が優れないのか、これまでに、どうしたら、少しずつ立ち直れるようになってきたかを知ることが大切である。

 

これまでに体験した楽しかったこと、自分がやり遂げて嬉しかったことなどをたくさん、思い出として持っている人は、辛い事があっても乗り越えられる

大地を」叩きつけて泣けた人こそ、腹の底から、笑うことができるのだろう。泣くことは、恥ずかしいことではない。

 

講演を聞いて感じた事は、殺伐とした世の中では、ありますが、生きていくことこそ大事だということです。

決して強い心を持っていなくてもいいのです。

 

撓う(弾力があって、折れずに曲がる)心を持ちたいものです。

 

 


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